| 容器の 引越し
 | プリンカップに入れた幼虫も次第に大きくなってきます。 
 プリンカップでは、3齡初期までしか飼育できません。
 かれらは、プリンカップを食い破り、新天地を求めて旅立とうとします。旅立たせるわけにはいきませんので大きな入れ物に移し変えなければなりません。
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            | 飼育ビン | ◎用意するもの ガラスビン S(600CC)、M(1000CC)、又はPPビン、発酵マット、タイベストフィルター
 
 ガラスビン又はPPビンなどに、発酵マットをきつく詰めます。
 水分が足りないと感じたら少し水を加えて、タイベストフィルターなどをフタにはさんで数日放置しておきます。この間にガス抜きなどをしながらなじませます。
 
 数日放置していたビンの様子をみるため、マットに穴をあけて指で中の温度を調べて見ます。
 暖かくないことを確認してから、幼虫をいれましょう。
 このときにいままで使っていた発酵マットもいっしょにいれます。少しでも環境の変化を最小限にすることが必要です。早い固体で即、遅い個体でも2日ほどでもぐっていきます。
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            | 成長期 | 幼虫は、初齡から2齡、3齡へと脱皮をしながら大きくなります。ここでより高栄養な、エサを食べさせると大きな成虫にすることができます。 
 (関連項目 飼育マットの選択)
 
 ◎エサ換えローテーションの1例
 
 8月孵化 −−> 10月ガラスビン −−> 翌年3〜4月エサ換え −−>7月羽化
 
 あくまで1例です。7月に羽化せず秋に羽化する個体もいますのでエサ換えがもう1度必要となる場合があります。マットの劣化が早いときも交換の必要があります。
 (関連項目 幼虫のマット交換)
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            | 越冬期 | 11月下旬ぐらいになると幼虫達は、エサをあまり食べなくなり、越冬の準備にはいります。 
 越冬時期は、マット中でじっとしてあまり動きません。
 エサ交換もしなくてよいのですが、マットの乾燥には、注意してあげましょう。
 
 3月中旬あたりから、もぞもぞと動きだします。
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            | 3齡終期 | 寒い冬もすぎ、3月中旬あたりから、もぞもぞと動きだします。 春になると、幼虫も3齡終期となり蛹になる準備を始めます。エサ交換をする場合は、4月中旬ぐらいまでにすませておきましょう。
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