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幼虫のワンダリング
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幼虫が、マットの上で暴れまくっています。どうして?

「ドタン、バタン」暴れまくるわけでは、ないですが
「助けてよ〜!」という何らかのサインです。
この暴れをワンダリングといい、「さまよう」という意味があります。様々な原因があるようです。

マット
交換直後
マットは、発酵させて作るときに、不活性ガスが、発生します。新しいマット購入直後は、このガスをマットから取り除く必要があります。
このガスが、残っていると幼虫は、マット上で苦しみ、動き回ります。
そのままにしていると幼虫が、小さくなったり、最悪、死んでしまいます。

対策:マットの入っている袋の封をきり、容器に移し替えて2〜3日で、ガスを取り除くことが出来ます。
酸欠 マット交換も済み、少し時間をおいたにもかかわらず、幼虫が、ワンダリングを始めたら、容器内の酸素が少ない可能性が考えられます。

原因は、通気用の穴が、水滴で塞がれたり、防虫シート、新聞紙などが、マットの水分で濡れて、空気を通さなくなったことによるものです。

そのままにしていると幼虫が、最悪、死んでしまいます。

対策:通気を確保するよう、穴の数を増やす。
防虫シート、新聞紙を交換する。
水分の
与え方
マットを湿らせすぎても、だめです。

酸素がケース底まで届かなくなりますし、マットが腐敗して幼虫が、食べれなくなります。

マットに水分を与えるときは、マットの上面半分に霧吹きなどで与えます。絶対にマット上面全体を湿らせないようにしてください。
マットの上面が全て湿ってしまうと酸素が、ケース底まで届かなくなります。幼虫は、苦しくなって上にあがってきます。部分的には、多少乾燥していても大丈夫です。
蛹化の
準備
幼虫は、3齡終期になると蛹になれる場所への移動を開始します。
飼育ケース内は、閉ざされた空間ですから、幼虫は、その中をさまよい続けます。

そのままにしていると幼虫が、小さくなったり、最悪、死んでしまいます。

対策:マットの詰め具合を参照ください。
まとめ ワンダリングをはじめると短期間で、すぐに幼虫は小さくなります。
特に蛹化前のワンダリングは、致命的です。

大型のクワガタムシ、カブトムシを羽化させたい場合、このワンダリングをさせないように飼育することが大事になります。

それには、事前にワンダリングの原因を知っておくことで防ぐことが可能になりますし、すぐに対処できるようにもなります。



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