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幼虫の越冬
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飼育HELP!


寒い冬の間、幼虫は、どうやってすごしてますか?

幼虫は、マット、腐葉土のなかに小部屋を作ってじっとしているようです。
これには、何か秘密がありそうです。

気温
15℃
クワガタムシ、カブトムシの幼虫は、15℃より気温が下がるとほとんど活動しなくなってきます。

活動できる最低の温度は、せいぜい13℃までです。
中には、少しぐらい活動してるかもしれませんが、15℃以下でほぼ活動停止するようです。
活動停止というより寒くて動けないようです。
越冬準備 寒い冬が来る前に、たくさん食べて栄養を体にたくわえて越冬準備をします。

栄養をたくわえたら、自然界では、かなり深くもぐるようです。深くもぐっても寒いのですが、急激な温度変化が、少なくなります。

やがて、あまり動かなくなります。
越冬中 幼虫は、気温が0℃以下になっても大丈夫なように体の中の体液を不凍液に変化させるそうです。
体液が、凍ってしまうと呼吸ができなくなりますね。

この越冬能力があるおかげで、日本の寒い冬も乗り越えられます。

外国産のオオカブトムシには、この越冬能力はありません。15℃以下では死んでしまいます。
飼育時の越冬 飼育中の幼虫は、深くもぐれませんので、少し注意が必要です。

第一に、急激な温度変化のない場所で飼育してあげることです。又は、まわりを断熱材で囲って温度変化を最小限にしてあげるとよいでしょう。
夜〜早朝は、5℃でお昼は、25℃という環境では、幼虫には耐えられません。

第二に、温度はできれば最低5℃ぐらいは、あったほうが安全に飼育できます。
安全というのは、幼虫には越冬能力があると先に述べましたが、マット中の水分が凍ってしまうと、酸素がマット全体にいきわたらなくなってしまいます。
酸欠状態で、呼吸ができなくなってしまいますね。
マットが、凍りつかない温度でなければなりません。

第三に、やはり水分補給ですね。
乾燥に注意しましょう。



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